1981年に登場した6代目スカイラインのイメージキャラクターに起用されたのは、
アメリカ映画の名優ポール・ニューマンでした。
このモデルは、その後ツーリングカーとして隆盛の時代を迎える
スカイラインの前の、「速いクルマ」としての基本コンセプトを明確に打ち出し、
キャンペーンを行なった、おそらく最後のモデルといえるでしょう。
乗る人間の快適さにとことんこだわり、
的確なロードホールディングを可能にするアジャスタブル・ショック・アブソーバーを搭載。
ポール・ニューマンのスマートなイメージと相まって、確実な好成績を上げていきました。
余談ですが、ポール・ニューマンが、最近『カーズ』という映画で、
伝説のレーシングカーの声を担当していたのですが、
できればあの車種はスカイラインGTにしてほしかったなあ、と思ったのはわたしだけでしょうか。
同時期には、DOHCユニットを搭載した2000RSも発表。
次いで、83年には、日本初となる4バルブDOHCとターボを搭載した2000RS-TURBOを発表し、
見事10年ぶりのサーキットに返り咲きました。
この頃のスカイラインは、ファミリーユースの側面ばかりが強調され
(誤解なきように書き添えておくが、もちろん、だからといって、
性能面の技術向上を怠っていたわけではまったくない)、
本来の「速いクルマ」としての魅力が失われつつあった状況に
少なからぬ不満を抱いていたであろうスカイラインのファンたちには、
実に爽快なモデルの連発ではなかったかと思われます。
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